復職にあたって時短勤務を選んだことで、平日は意外と時間の余裕があります。しかし余裕があるからといって家事に追われていては、何のために時短勤務にしているか分からなくなってしまうため、平日はこどもと向き合って遊ぶことに集中し、家事はなるべく省エネで回しています。
そんななか素敵なサービスを見つけました。お惣菜の宅配サービス「つくりおき.jp」です。
子どもも食べられる薄味の健康的なお惣菜が自宅に毎週宅配されるサービスです。家族4人分 (大人2人+子ども2人)で、週3食プランで8,580円、週5食プランで14,080円。
我が家は子どもの離乳食がまだ完了しておらず、大人2人で食べる分には週3食プランで平日十分カバーできました。賞味期限は4日間。月曜日に宅配してもらうと冷蔵庫で木曜日まで保存できます。一部を冷凍して木~金曜日に食べていました。
子どもは何歳から食べられるの?
公式サイトでは1歳半の子どもから食べることができると明記してありました。離乳食が完了したら食べられるようですね。しかし料理のカットは大人向けの大き目カットなので、子どもに与える場合には食材を少し小さめにカットするなどひと手間が発生するかもしれないなと思いました。3歳くらいであれば問題なく食べることができそうです。
つくりおき.jpのいいところ
薄味の健康的なお惣菜が食べられる
お惣菜や冷凍食品はいろんなところで簡単に手に入れることができますが、ちょっと味が濃いものがおおいですよね。つくりおき.jpは薄味で、子どもにも優しい口当たりだと感じました。
メニューが一択なのでメニューを考える手間さえ発生しない
基本的に毎週決まったメニューが、決まった曜日の、決まった時間に届くので、何も考える必要がありません。個人的に料理の手間の30%くらいは献立を考えるところにあると思っているので、本当に楽でした。
他人がつくってくれたご飯が冷蔵庫に詰まっているというのはとても癒されるもので、この支出は食費ではなくリラクゼーション費用も含んでいると感じました。
受け取るだけなので、家事代行よりハードルが低い
お惣菜のつくりおきをしてくれるサービスはたくさんありますが、自宅に知らない人が入ってきて料理してもらうことに抵抗がある人も多いのではないでしょうか。セントラルキッチンで調理されて受け取るだけというのが気が楽でした。
つくりおき.jpのデメリット
配送遅延が多い
まだベンチャーで立ち上がったばかりのサービスですので仕方ないかなと思いますが、配送遅延が多かったです。食品ということもあって、不在受け取りができず、宅配時には確実に在宅している必要があったので、1時間とか遅延が発生するとスケジュール的につらい時がありました。
メニューが選べない
メリットの裏返しなのですが、メニューが選べないため好みでない料理がどかっと届くこともあります。本当にもったいないのですが、1食まるまる廃棄になってしまうこともありました。薄味だからか似た味付けのメニューが被ってしまうこともあったので、もう少しメニューに幅があると嬉しいなと思いました。
ただこれは我が家が4人分の料理を2人で食べていたためであって、4人家族であればあまり問題ないかもしれません。
つくりおき.jpを解約した理由
子どもの離乳食に大人の料理にと、キッチンに立つ時間が多くなりがちな育児中の身にはとても有難いサービスだったのですが、以下の理由で一旦解約することにしました。
味付けに飽きてしまった
料理の品数は多いのですが、薄味だからか似た味付けに感じることが多々ありました。実家のご飯に飽きてしまうような感じでしょうか。2人で4人分の料理を食べ切るためには平日は他の料理を食べることができないので、ずーっとつくりおき.jpばかりになってしまったのも良くなかったかなあと思います。
薄味だからか旦那が食べてくれなかった
料理の時短には、つくりおきを外注する、割り切ってシンプルな一品料理にする、ミールキットを活用する、などいろんな方向性があると思うのですが、旦那はがつんと一品が大好きなので、冷蔵庫に並んだお惣菜には手をつけず、完全栄養食のBASE PASTAばかり食べていました。そうするとさらに私が同じ料理を食べる頻度が上がり、最後は辛くなってしまいました。
品質に少し疑問を感じた
一度だけですが、肉じゃがの料理工程でアルコールが十分に抜けきっていないことがありました。ちょっとアルコールのにおいが気になりつつ、大丈夫だろうと食べてしまい、授乳中でも問題ない程度の残留だったものの後から知ってかなりショックでした。もう少し規模が拡大して品質が安定してから利用したいと考えるようになりました。
こんな理由で一度解約することにしました。コンセプトは素敵なサービスだと思うので、我が家も子どもがもう少し大きくなったら隔週くらいの頻度で活用したいなと思っています。
