キャリア

20代、未経験から社内公募で希望部署に異動した話

世の中には「転職で年収100万円アップ♡」みたいな情報はたくさん目にする一方で、社内異動の体験談やノウハウってそこまで公開されていないような気がします。

新卒で入った会社で、20代でなにも経験のない状態から比較的人気の部署に社内公募で異動したことから、新卒の若い子などから「どうやったら異動できますか?」と相談をもらうことがよくあります。多いのは「営業をやってるけどマーケティングに行きたいです」のパターンでしょうか。そんな相談を受けたときに伝えていた、社内で希望の仕事を見つける方法、社内公募で異動する方法について、体験談を書いてみたいと思います。

社内でやりたい仕事を探すには?

まずはやりたいことを書き出して、整理してみる

例えば先ほどの「営業からマーケティングに異動したい」と相談された場合、マーケティング部のどの課にいきたいのか?までクリアになっているか確認します。同じマーケティングの仕事でも広報と宣伝では仕事の内容も異なります。異動してやっぱり違うと思ってもさらに部内で異動できるとは限りません。まずはやりたいことの解像度を上げる必要があります。

社内のネットワークをつくる

やりたいことの解像度を上げる、といっても20代の新卒社員が経験のない仕事の内容を想像するには限界があります。そこで、社内の飲み会やイベント、部活動やボランティア活動に積極的に参加して社内で相談できる存在を見つけていました。部門や年代の違う、ナナメの関係を持つのは強いです。直接希望する部署の方以外にも、関連する部門の方から話を聞くことも業務を理解するのに役立ちました。また、どの部署が忙しいのかといった情報も参考になります。あまりに忙しい部署は避けたいのが本音ですが、そういった部門は人員増で採用計画があったり、退職による人員補充が発生したりしやすいという側面もあります。

やりたい仕事ができる部門は他にないのかを考える

例えばマーケティング部で広報の仕事をしたいと思った場合、本当に広報の仕事ができるのはマーケティング部だけなのか、他の部署で似た仕事はないのかを考えます。人事部の採用チームで採用広報の仕事などが考えられるかもしれません。私も可能性はかなり広く探しました。

社内公募に応募する前の準備

異動について相談すべきは現職の上司ではなく移動先の上司

話を聞いていると直属の上司に異動したいことを相談する人が多くてびっくりするのですが、個人的にはこれはあまりおすすめしません。会社によると思いますが、外資系など元からジョブローテーションが想定されていない職種別採用の会社の場合、他の部署に行きたいですと相談しても、上司にはその権限がありません。相談すべきは移動先の上司です。

希望部署の人員募集情報について直接聞いてみる

異動したくて社内公募の情報をずっとみているけれどなかなか応募がでない場合は直接希望部署の上司に質問してみることをおすすめします。募集情報は公開されていなくとも、人を探していることもあります。また、社内公募は「実際には異動する人はもう決まっているけど、社内のコンプライアンスの問題で公募の形をとらないといけないので仕方なくだしている」という場合があります!つまり社内公募の情報がオープンになった時点ですでにそれは出来レースなこともあるのです。そうならないために、募集がでる前の段階からアンテナを張っておく必要があります。

今の仕事は全力で頑張る

やっぱり今のポジションで成績が良い方が異動できる可能性は高くなります。希望する部署が人気な部門であれば猶更です。また、現職の仕事を頑張っておくことは、移動後にもとても役立ちます。なぜなら、最初の例でいえばマーケティング部に異動した後あなたは「営業経験のある人」として扱われます。「営業の視点だとこの施策どう思う?」などと元いた部署の目線からのフィードバックを求められることが多いので、今のポジションでしっかり仕事をしておくことはとても重要です。

今回は希望する仕事の見つけ方、公募前の準備について書きました。

また時間のあるときに面接対策などについても書いてみたいと思います。