前回の記事ではなぜ仕事大好きなアラサーワーママがFIREを目指したいと思ったのか、そのきっかけについてご紹介しました。

実はもっと前からFIREと言う単語は知っていたのですが、
自分には関係のないことだと思っていました。
- 基本的に仕事が好き
- 何もしていない時間が苦手
- 貯金が右肩下がりで入っていくことに耐えられない
FIREどころか、60歳以降も何かしら仕事を見つけて働き続けたいと思っていました。
しかしそんな私がFIREを目指したいと思ったのはFIREにもいろんな種類があり、「FIRE=仕事を辞めること」ではないと知ったためです。
FIREには4種類ある
以下の記事で4つのタイプのFIREについて紹介されています。
Variations on FIRE
Within the FIRE movement are several styles that dictate the lifestyle devotees are able and willing to abide by:1
- Fat FIRE: an individual with a more traditional lifestyle who saves more than the average retirement investor
- Lean FIRE: refers to stringent adherence to minimalist living and extreme savings, necessitating a far more restricted lifestyle.
- Barista FIRE: refers to followers who have quit their traditional 9-to-5 job but still employ some form of part-time work to cover current expenses that would otherwise erode their retirement fund
- Coast FIRE: also applies to followers with a part-time job, but these proponents do have enough saved to fund their retirement and current living expenses
Fat FIRE (ファット ファイア)
Fatというのは「豊かな」という意味です。Fat FIREとは厳しい倹約生活を送ることなく、リタイアするのに十分な資産を形成する人たちを指します。
一般的なFIREは家計の支出最適化が必須なので、Fat FIREは年収が桁違いに高い、経営していた企業が上場した、などのごく一部の人が実現できるイメージです。
Lean FIRE (リーンファイア)
FIREという単語を聞いて一番にイメージするライフスタイルがこちらのLean (リーン) FIREだと思います。
ミニマリストとして支出を必要最低限度に抑え、収入の多くを貯蓄・資産形成に回します。質素なライフスタイルで、FIRE後も同じような生活水準を維持する必要があります。
Barista FIRE (バリスタ ファイア)
週に5日、9時から17時までフルタイムで働くような仕事は退職していながらも、パートタイムやアルバイトで当面必要な生活費を稼ぐような生活を指します。
コーヒーを入れる人のバリスタに由来し、ストレスのない仕事をゆるく継続する生活スタイルになります。
Coast FIRE (コースト ファイア)
Coast FIREはBarista FIREと同じようにパートタイムやアルバイトの仕事をしますが、その目的は当面の生活資金を稼ぐことが目的ではありません。社会的つながりを維持したいなどお金以外の理由で仕事を継続しますが、Fat FIREと同等水準の資産をすでに築いている人たちになります。
Forbsなど、このCoast FIREを除く3種類がFIREであると定義する記事もあります。
アラサーワーママが目指すFIREはBarista FIRE
私が目指しているのはBarista FIREになります。
Fat FIREのように一生働かなくてもいいだけの資産を築くのではなく、仕事のペースを落としても不安なく生活を維持できる状態を目指したいと考えています。
私の30代の目標は15時まで働くライフスタイルを確立することです。
15時というのは、真冬でも子どもと一緒に明るいうちに帰宅できる時間、
家事の時間を差し引いても「公園に寄ろうか」と子どもに声をかける余裕がある時間、だと考えています。
資産残高次第ではありますが、15時まで働いて年収1,000万円をキープすることが理想です。
